羽衣の松から北東へ約1km。鎌ヶ崎は羽衣海岸の中でも特に美しい場所として地元の人から愛される絶景スポットです。近代絵画の巨匠、和田英作もこの風景に魅了された一人といわれ、晩年はここでよくキャンバスを広げていたと伝えられています。

現在では遊歩道やサイクリングロードが整備され、人気の散策スポットに。心地よい波音を聞きながら、休日のお散歩をお楽しみください。

清水灯台は、三保半島の東端に立つ白亜の小型灯台です。
日本初の鉄筋コンクリート作りの灯台として、近代化産業遺産にも登録されており、文化財的価値の高さから建設当時の姿を残しています。
頂上部の風見鶏は、羽衣伝説の天女の姿をかたどっており、夕暮れ空を背景に佇む姿は優美そのもの。
一日の締めくくりに訪れたい、黄昏の絶景スポットです。

日本平は、日本観光地百選コンクールで第一位にも選出されたこともある、国内屈指の景勝地です。一帯は茶畑の広がる丘陵地となっており、吟望台からは富士山を正面に駿河湾と伊豆半島、清水の町を一望できます。もう一つの東展望台からは、工場の夜景やエスパルスドリームプラザの観覧車など華やかな夜景も見られます。

2016年には、夜景観光コンベンション・ビューローによる「日本夜景遺産」にも認定されました。

羽衣の松周辺は、天女が羽衣をかけたという「羽衣伝説」が伝わる景勝地です。海岸線には約3万本の松が生い茂り、雄大な富士山と緑の松原、青い海の織りなす風景は思わず見とれる美しさ。銭湯の富士山画の定番とも知られ、お正月には大勢の人が初日の出を拝みにやって来ます。

近景に白波と海岸の曲線を、中景に緑の松原をおさめれば記念撮影も完璧！平日は人も少なく、絵葉書のような見事な絶景に出逢うことができます。
周辺のガイダンス施設「三保ナビ」では、富士山と三保の松原にまつわる展示や周辺観光情報のご案内も行っています。

薩埵峠は東海道五十三次「由井」の舞台として知られる絶景スポットです。ここは古くから旅人たちが行き交っていましたが、その急峻な地形から東の箱根峠越え、西の鈴鹿峠越えと並ぶ道中の難所と言われていました。

現在は、東海道本線、国道1号線、東名高速道路がクロスする交通の要塞であり、眼下の水平線と富士山の競演が見事な富士見の名所となっています。